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今は亡き主人へ

もうすぐあなたが目に入れても痛くないほど可愛がっていた娘が結婚します。
あなたは
わしの目の黒いうちは娘を結婚させない!
って言ってましたが
あなたの目が黒くなくなったのは今から11年前の3月24日でした。
娘はまだ10歳になったばかりでした。
一心寺にあなたのお骨の一部を持っていって10年後の昨年、あなたのお骨の入った骨仏が完成しました。
あなたの命と引き換えに残した保険金。
一部だけですが、娘の結婚資金にしましたよ。
娘はびっくりしてました。
あとは私の使いたいように使いました。
だって、当時17万だったあなたの給料から36692円の保険料を払っていろいろやりくりしたんですから。
あなたはそんな私の苦労なんか全く理解してくれなかった。
私は自分の洋服も買えなかったんですから。
少しは反省してくださいね。
そんなあなたが胃がんで入院して一年八ヶ月後のある日
自分が死んだ後も自分の家に住んで欲しいと言いましたよね。
私は翌日断りました。
だって、あなたは人づき合いの下手な私がどんなに辛い思いをしているかわかろうともしなかったんですから。
自業自得でしょ。
その翌日から苦しみ出して危篤になり日を跨いで2007年3月24日未明にあなたは亡くなりました。
あなたが亡くなったあとあなたの弟や末妹があなたの遺品をこっそり盗んで行ったんですよ。
そんなことしなかったら私はあなたの実家に住んでいたかもしれません。
私の母は私があなたについて行ったのだから家を守るのが当然だと言ってましたから。
あなたの兄弟は冷たい人達でした。
お金さえもらえばいい人達でした。
あなたのお母さんなんてうちの母に私の悪口を散々言ったそうです。
だから、私はあなたの実家を離れて自分の生まれ育った大阪に戻ることに決めました。娘を連れて…。
娘は物心ついた時にはすでに馴染んでいた環境が忘れられなかったのか
お相手の方のご両親と同居し、お相手の方の家の近所には親戚の方々がお住まいです。
もう、あなたの実家と同じ。
違うのは大阪府と愛媛県の違い。
友達が近くにいるってこと。
娘はあなたに似てお人好しです。
友人も数人います。
あとねー、お相手のお父さんとあなたの頭のハゲ方が似ていること。
芸能人で言えば、笑点の水色の着物を着た三遊亭小遊三みたいな感じ。
おでこの退化とてっぺんハゲの複合ハゲ。(失礼)
娘はあなたのおもかげを追いかけているのかな?とか考えてました。
私も来年はあなたが亡くなった年になります。
13回忌の年です。
しかし、今は私も娘も実家とはお付き合いを断っています。
あなた、言ってましたよね。
私の実母はそのうち娘より甥っ子を可愛がると
その通りになりましたが
あのままあなたの実家にいたらあなたの兄弟から相当お金を集られたことでしょう。
大阪に戻ったことは良かったと思っています。
やりたいことをやらせていただきました。
今は感謝しかありません。
どうか、娘が幸せな結婚生活を送れますよう見守ってやってください。
お願いします。










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    プロフィール

    ABENOYASHABEL

    Author:ABENOYASHABEL
    4年前から無職でやりたかったことをやってます。

    貯金が底をつく状態なのでいろいろ悩んでいます。

    断捨離、演劇、旅行、節約、紅茶がすきです。

    そんな私のいろいろを書き込んでいます。

    ぜひ、読んでやってくださいませ。